【児童・絵本】
とおかおくれのぼんおどり
とおかおくれのぼんおどり
今関信子/文  おぼ まこと/絵
21×28cm 上製 32頁 (本体1600円+税) ISBN4-86085-030-0 (2005.7)
佃島とマンションの間にあるレンガのまちはで、ともだちになった、たつやとゆたか。毎年ある佃島のぼんおどりに出る約束をした二人の友情と、東京の下町である佃島の独特なくらしぶりを子どもの目を通して描きます。

「きのぼりとかげへおくりもの」「ぎんのなみおどる」に続く、くらしの絵本第3巻。
 
【冒頭ページ紹介】

 たつやは、しらない子にあった。ゆたかってなまえの子だった。
 ひっこししたきたばかりなんだって。まだ、ともだちいないんだって。
 たつやが、「あそぼうか」っていったら、ゆたかが、うれしそうにこっくりした。
 「ぼくんち、こいよ。すぐそこだよ」って、たつやがいったら、おかあさんが、ここよりとおくは、いっちゃだめっていったんだって。
 それで、ふたりは、レンガのまちであそぶことにしたんだ。レンガのまちは、たつやのいえとゆたかのマンションのあいだにあるんだよ。
 「ここにいれば、あめがふってもぬれないね」

くらしの絵本シリーズ いろんな暮らしがあるんだね
同じ日本の中でも、都会のサラリーマンの家、漁師の家、北から南まで、いろいろな暮らしがあります。このシリーズでは、さまざまな暮らしにスポットをあて、その日常を子どもの目を通して描いています


【くらしの絵本】

きのぼりとかげへおくりもの
ぎんのなみおどる
とおかおくれのぼんおどり ●


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