【一般】
ラークライズ
Lark Rise
フローラ・トンプソン/著 石田 英子/訳
Flora Thompsonl
四六判 上製 420頁 (本体2400円+税) ISBN4-86085-068-5 (2008.8)
貧しい人々の家、子供時代、農作業、パブ、年寄りたち、女たち、外からの訪問者、木箱、田舎の遊び、村の娘たち、学校、試験、メーデー、教会、村の祭日(目次より)
貧しい村の子どもで、しかも希有な文学的才能に恵まれた少女が自らのありのまま経験を描く。フローラ・トンプソンの自伝的作品だが、学者には到底描くことのできない個人的経験が、文学的香りを持って記録されている。
 




(C)BBC

いよいよ7月11日から放映される『ラークライズ』第1シリーズ10作を、翻訳出版社の恩恵をこうむって、前もって見せてもらった。原作の『ラークライズ』は3部作で、現在第1部のみが翻訳出版されている。15章に分かれている翻訳本ではさらに小見出しをつけたが、これがじつに123もある。それぞれがテーマを持ち、1880年代ラークライズ村の生活の断面を描いているが、1篇1篇は短いものだ。だから、美しい田園風景はともかくとして、原作の素朴な味わい、ひとびとの感情ゆたかな生活を、どんな具合に描いているのか興味津々でDVDを見た。
 ドラマでは主人公のひとりローラは、キャンドルフォードの郵便局に勤めている。これは原作では第2部に出てくるシチュエーションだが、ドラマにするために必要なアレンジと納得する。そしてその設定のうえに、原作第1部の印象的な人物やエピソードを巧みに盛り込んだ作り方だと感心した。原作の味わいを損なわずに、波乱にとんだ物語を作りだしている。郵便局長の女性ドーカス・レーンや地主のティモシー、郵便配達のトーマスなどが毎回活躍する。(文:宮)


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