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魔法のルビーの指輪
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イヴォンヌ・マッグローリー/作
加島葵/訳 深山まや/絵 |
四六判 上製 324頁(本体1700円+税)(2024.7刊行)
ISBN:978-4-86085-146-0
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あれは夢だったの? それとも… |
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1991年のアイルランド。ルーシーが11歳の誕生日の直前におばあちゃんから贈られた高価な指輪。その指輪はおばあちゃんがそのまたおばあちゃんのおじさんにあたるジェームズおじさんから代々受け継がれてきたものだった。指輪には魔法の力があるという。ルーシーはその晩、指輪の小箱を落としたときに中に何か書いてあるのをみつけた。魔法とは2つの願いを叶えてくれる魔法だった。本当に? 試してみようか? ルーシーは迷いながら、指輪に願いを唱えた。何も変わらないと思った瞬間、瞼が重くおりてきて、目があけていられなくなった。そして目を開くと願い事はルーシーが思った通りではない形で叶えられ…。アイルランドの歴史を背景に100年の時をまたぐ物語。
1991年その年に出された最も優秀な処女小説に贈られるビスト賞を受賞した。 |
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【ページ紹介】
最後にターコネル夫人がやって来た。月の光が星の光を打ち負かすようにほかのだれよりもかがやいている、とルーシーは思った。(本文より)
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