■目次
まえがき
Ⅰ 大島町事件・王希天事件と日本政府の対応 はじめに/亀戸の中国人虐殺事件と王希天の殺害/政府中枢の対応
Ⅱ 関東大震災下の中国人虐殺事件が明らかにされるまで
民間人による真相究明の動きと当局の対応/久保野日記公開と米国作成の「日本外務省文書マイクロフィルム」/市民の手による事件の掘り起こし/東アジアの国際情勢
Ⅲ 内田康哉臨時首相と戒厳令布告 震災直後の内田康哉と伊東巳代治/戒厳令と虐殺の拡大/第四七議会における虐殺批判とその結末
Ⅳ 大杉栄らの「骨なし」民衆葬と「斬首陰部露出」写真
大震災四〇周年から七〇周年へ/大杉栄らの「骨なし」葬儀と有島武郎のカンパ/亀戸の「斬首陰部露出」写真と横山代議士・平沼法相の問答/『偕行社記事』と小樽高商軍事教練事件
Ⅴ 震災下虐殺事件の国内的国際的背景
山崎今朝弥の『地震・憲兵・火事・巡査』/真相を隠すための弁明、アリバイ工作/日中労働者の仕事の奪い合い
Ⅵ 小村家の系図から見た日中関係の変遷
前橋で教育を受けた宰相鈴木貫太郎/飫肥(現日南市)の小村寿太郎記念館訪問と満州義軍の人びと/「ポーツマスの埋め合わせを北京でするやの感」/日露戦争での袁世凱の対日協力と北京日清会議での応酬/パリ講和会議と外交の変貌/小村俊三郎と佐分利貞夫/秘密とされた外交文書の公開
あとがき 年表/索引引
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