『赤い花』

チェン・チーユエン作
23cm×19cm・48頁

定価1,365円(本体価格1,300円)
2004年7月下旬刊行

 

思い出に残るあの場所、あの風景、そして記憶の中に生きているあの人…。あらゆる世代の人々の心の中に存在する思い出の扉を開く、台湾の新進絵本作家が描いた心あたたまる絵本。文字のない絵本なので、手にとった読者がそれぞれの思いを巡らせることができます。

思い出ゆきの電車に乗って、甦るのはあの頃のこと。
懐かしい友と田園風景。
自転車で駆けまわり、
川で遊び、
笑い声はいつまでも
大地に響く。
遊び疲れて戻るのは母の待つ家。
そして今も昔も会いたいのは、大好きな母…。
チェン・チーユエン
1975年生まれ。散歩が好き。日本で紹介されるのは本書が初めて。本書は台湾の信誼基金出版社が主催する第12回信誼児童文学賞創作絵本審査員推薦に選ばれる。

その他の著書も賞を受賞している。現在、台湾で活躍する新進絵本作家の一人である。
朔北社 〒101-0065 東京都千代田区西神田2−4−1 東方学会本館31号室
TEL (03)3263-0122 FAX (03)3263-0156